日本は偽札の心配が無いことから現金に高い信頼がありますが、中国では現金決済は偽札や不払いといった問題が消費市場の課題として付いて回るので好まれていません。
そのため現金よりも電子貨幣の方が安心でスマートフォンにモバイル決済を導入することが売り手と消費者の双方ともに積極的で拡がっていきました。
そうしたモバイル決済に慣れている観光客が日本に訪れた時に不便に感じるのがモバイル決済を利用できる店舗があまりにも少ないということです。
モバイル決済の中でもアリペイは世界最大のモバイル決済会社で訪日観光客の1/4である中国国内で8割のシェア率を誇っており最も海外で使いたい決済手段のひとつです。
また、中国人観光客と同じくらい多く日本来る外国人は韓国人ですが1400万人のカカオペイ(KakaoPay)ユーザーがアリペイ(ALIPAY)の海外加盟店で簡単に決済できるようになることが決定しています。
すなわち訪日観光客の半数以上はアリペイを利用できる環境にあるということです。
モバイル決済は世界的に見ると既に一般的になっているものの、日本は現金への信頼性が高いという事が逆効果になり導入が遅れてしまいました。
インバウンドに際し不便を感じられてしまうと国としての世界的な評価が落ちてしまいますし、支払いに手間を感じるようになれば消費が落ち込みインバウンドによる国益も低下する起因になり得ます。
インバウンド施策としてモバイル決済の充実が最優先事項といえます。そのため都心のショッピング街や観光地、大手企業では訪日外国人向けのモバイル決済導入が活発化しています。
1番の人気モバイル決済はアリペイです。利用者数が圧倒的に多く決済方法が簡単なので店舗側も導入しやすいという点がうけています。
今後はインバウンド施策としてのモバイル決済導入だけでなく、若い方を中心にキャッシュレス化の要望が高まっているのでモバイル決済市場はどんどん拡がっていくでしょう。
1.インバウンド広告としての価値。アリババグループサイトに掲載
アプリの店舗検索機能に掲載登録いたします。観光旅行をする前に貴店を知ることができ来客を促します。
来日時には地図検索機能で貴店までアプリが道案内してくれます。
多くのインバウンドメディアは日本国内で発信されますがアリペイを導入すれば訪日前にPRすることが可能です。
観光地特集やキャンペーン・クーポン発行など戦略的PRもできます。※導入時にご相談ください。
2.支払いが簡単で早い。
キャシュレス決済に慣れている訪日観光客は日本の現金払いが煩わしいものです。
普段使い慣れたアプリ決済を導入することによりレジ対応もスムーズにおこなえます。
決済方法もアプリからQRコードを読み取るだけで数秒のうちに完了します。
3.客単価アップ・来客数アップ
日本人のみならず訪日観光客も海外へ多額の現金を持ち込むのは難しいのが現状です。※中国人観光客は2万元(約34万円)が限度。
富裕層の訪日観光客の多くはⅢ類の最高アカウントを所持しており利用限度額は20万元(約300万円)です。Ⅱ類以上のアカウントは現金化の制限はありません。
この為、アリペイ利用可能店での高額な買物を可能にしており客単価アップ、集客効果も期待できます。
※より多くの買物や体験がしたいので例え立地が悪くてもアリペイが利用できる店舗に積極的に足を運ぶ傾向があります。
チャージ限度額を超えても銀行カード・銀聯カードと紐づけされているアカウントは利用可能です。
4.アリペイ導入コストが不要
アリペイの導入は加盟店登録完了後にタブレットかスマートフォンにアプリを入れるだけ。システム導入費もかかりません。
中国では格安のアンドロイド端末が普及しており決して高性能でなくてもアプリの負荷が軽いので正常に決済が可能になっています。
※Android・iPhoneの両方に対応しています。支払サイクルの変更・サイト掲載のキャンペーン・特集など有料のオプションもございます。
5.月額費用無料・決済手数料が安い
クレジットカード決済より安い手数料で利用が可能です。使わなかった月はもちろん0円で月額基本料金などもかかりません。
決済手数料は2.8%~3.8%。※業種・売上規模により異なります。お見積りいたしますのでお気軽にお問い合わせください。